焼酎の歴史

原料に麦・芋・米・穀物類などを使用し、単式蒸留器で蒸留したものを本格焼酎と言います。
原料や製造方法によって味わいが異なり、焼酎独特の香り・風味が多くの人々を虜にしています。
焼酎の起源は様々な定説がありますが、室町時代にタイから琉球王国に蒸留の技術が伝わったのがきっかけと言われています。
当時は米を原料とした米焼酎が主流でしたが、米は年貢として収めることから、原料に取り入れるのが難しくなります。
そこで米の代わりに麦や芋などを原料にして、焼酎を造るようになったようです。


焼酎の種類

【麦焼酎】
麦焼酎の原料は大麦で、主に二条大麦が使用されます。麦独特の香ばしい香りと、すっきりとした飲み心地が焼酎初心者にもおすすめです。
柑橘系や炭酸、麦茶など、割り方によっては一味違った焼酎の魅力を引き出せます。

【芋焼酎】
主な原料は特有のソフトで甘い香りを持つサツマイモです。麦焼酎と比べると、独特なクセがあるのが特徴です。
芋焼酎はサツマイモの産地でもある鹿児島県で多く生産されています。
割り方で風味のバランスが崩れないことも特徴で、水やお湯の割合を気にせず混ぜ合わせられます。

【米焼酎】
日本人の主食である米を原料とした米焼酎は、熊本県の米どころ球磨盆地が代表的な産地として知られます。
伝統的な製法で造られた焼酎は濃厚な味わいを楽しめ、最近はフルーティーな香りの米焼酎も人気を集めています。
旨味にコクがあり、飲みごたえもあるのが特徴です。

【泡盛】
原料にタイ米を使用した沖縄の伝統的な本格焼酎です。泡盛の多くが他の焼酎よりアルコール分が高く、最高43度までの製品もあります。
また、一般的な米焼酎の製法とも異なっており、泡盛特有の風味が特徴です。
ハードなイメージが強いですが、最近はソフトな風味の泡盛も増えています。
また、長期熟成物の泡盛を「古酒(クース)」と呼び、独特の香りと濃厚な丸味・旨味があります。

焼酎を堪能するなら、美味しい料理は欠かせません。
当店では焼酎とも合う新鮮な八戸の海の幸やせんべい汁、旬菜料理をご用意しております。
座敷・個室・テーブル席・カウンターを完備した居酒屋です。
宴会やデート、家族とのお食事にぜひご利用下さい。